カイツブリ目
order PODICIPEDIFORMES

カイツブリ目は寒冷地や乾燥地を除く全世界に分布する。1科6属20種程あり、2種の絶滅種の記録もある。
■形態
全身は羽毛でみつに覆われる。翼は長く、薄いく、飛ぶことは巧みではなく、飛翔能力のない種もある。脚は体の後方にあり、地上では立ち上がることが困難。趾は木葉上の弁足となっており、水中活動に適している。
■生態
水面で生活し、水上に作る巣に入る時以外はほとんど陸上には上がらない。
■採餌
主に潜水して魚類、甲殻類、昆虫、軟体動物などを食べる。
■繁殖
基本的に一夫一婦で、なわばり意識が強い。水上に水草などで浮巣を作る。雛は早成性で、孵化後すぐに泳ぐことが出来る。
■分布
寒冷地や乾燥地を除く全世界に分布。
■分類
カイツブリは1目1科6属しかない。
DNAの分析による研究のよると最も近いグループはフラミンゴ類と言う事が分かってきている。
■日本産カイツブリ目

室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑」
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2010.05.12