2001年サイパンの旅
10.4日目  中北部編

海から戻り、昼食にタコス等を作って食べる。次男は又プールで泳ぐと言い、長男は昼寝。次男を妻に任せ、1時半過ぎに中北部に行ってみる事にする。

クロサギ

クロサギ

まずは、アメリカンメモリアルパークに寄り、船着き場の方に向かう。クロサギがいたが、すぐに飛んで運河の対岸に飛んでしまった。しばらく待っていたら、別のクロサギが入江の対岸で魚を捕りはじめた。

どうも、翼を広げて日陰を作っているようだ。日陰で水中が見やすくなるのか、はたまた魚が集まってくるのか良くわからないが、そうやって魚をと捕まえて食べていた。

昼下がりのアメリカンメモリアルパークは、ナンヨウショウビン、オウギヒタキ、マリアナメジロなどが目についた。

次にまだ見ていないアカオネッタイチョウを探しに北へ向かう。バンザイクリフについたら、韓国人団体客がバンザイクリフの説明を聞いていたが。何か複雑な気持ちだった。そこへ、韓国人小学校高学年の団体がやってきた。お揃いのTシャツを着て、車5台に分乗している。どうも韓国のツアー会社は昼過ぎに島内観光を組むらしい。日本のツアー会社の島内観光は午前中なので、人が少ないと思いきや、当てが外れた。鳥見どころではない、彼等が来る前にと急いでスーサイドクリフに向かう。

スーサイドクリフではシロアジサシの他に、遠く海上にシラオネッタイチョウを見る事ができた。

シラオネッタイチョウ

クロアジサシ

クロアジサシ

今回は飛んでいる鳥を撮る為にORYMPUS CAMEDIA C-2100 Ulutra Zoomを持って行っていたので、久しぶりに使ってみる。光学10倍で追うがなかなか難しい。

バードアイランドでクロアジサシを撮っていたら、韓国人団体客に追い付かれてしまった。残念ながら鳥見にならないので、戻る事にする。

結局カツオドリ類、アカオネッタイチョウ、ミズナギドリ類は確認できなかった。やはりロタに行かなくてはいけない。家族がサイパンを気にいったので、再訪のチャンスが出てきたので、それまでのお楽しみにとっておこう。

レンタカーは5時までにガソリン満タンでコンドミニアムの駐車場にかえす事になっていたので、途中ガソリンを入れ、4時過ぎにコンドミニアムに帰る。

コテージに戻らず、敷地内のジャングルに行くと、ムジアナツバメが10数羽大きな木の周りを回っているところに出くわした。早くてなかなか撮れない。デジカメのシャッタータイムラグで、フレームアウトしてしまう。

この後プールで子供と遊び、プール監視委員のカシャムさんがくれた椰子の実のジュースを飲んだ。中の白い果肉は醤油をたらして食べる。これが本当に旨い。

ムジアナツバメ

ムジアナツバメ

コテージに戻り、タバコを吸おうとするとライターがない。ジャングルに落としてきたのかと、夕暮れのジャングルに行くと、なんとコバシヒメアオバトが見られた。当然カメラを持って行ってなかったので撮影できなかった。額から頭頂が赤く、翼は緑、腹から下尾筒がオレンジ色。きれいな鳥だった。これで鳥見は全て終了。

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