室見川カモメ観察記録
2月25日

 A. モンゴルカモメ第1回冬羽

久し振りに遠目でも一発でモンゴルカモメ(Mongoricus)第1回冬羽とわかる個体を見た。写真を見ていただければ分かるとおり、この白さが一番の特徴。
右下の2羽写っている写真の右は他の写真と同一個体。左側はよく似ているが下面に褐色斑があり、やはりセグロカモメ(Vegae)の第1回冬羽なのかもしれない。

 B. モンゴルカモメ第2回冬羽?→セグロカモメ第2回冬羽

24日のA個体とは違うようだ。
※Ujiharaさんより、韓国で撮られたモンゴルカモメ第2回冬羽の写真を見せていただく。胸から腹部がかなり白い。したがってこの個体はモンゴルカモメとは言い切れず、セグロカモメ第2回冬羽とした方がいいのかもしれない。《3/2追記》

 C. モンゴルカモメ成鳥冬羽

あっという間に飛んで行ってしまってよく見ていなかったが、モンゴルの成鳥で良いのではと思う。

 D. オオセグロカモメ?

第2回冬羽なのだろうか?

 E. ホイグリン系?

この日は嘴に黒斑がある個体が多かったが、これもその一つ。ぱっと見て頭部が白くて、嘴に黒斑があるのでモンゴルかと?と一瞬思ったが、一般的なセグロカモメより小さい(左の写真では上に写っているセグロカモメに比べると小さい事が明瞭)。写真では撮れなかったが、足は黄色みを帯びていた。ではホイグリンカモメかというと、右の写真では背の色が手前のカモメと同様で、後ろのウミネコより明らかに薄い事が分かる。つまりホイグリンだとも言えない。ホイグリン系ということになるんだろう。

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