2001年サイパンの旅
7.3日目  中北部編

朝5時半に起き、6時に一人で車で北へ向かう。今日はクロサギ、ヨシゴイと、カツオドリ等が狙いだ。

クロサギ

クロサギ

まずはお祭りがあっていたガラバンのアメリカンメモリアルパークヘ行く。6時半になっていないのにもう多くの人がジョギングや散歩等をしていた。芝生の上は昨日のステージ等の機材がまだ残されていたが、シギ類は見当たらなかった。

浜辺に出て、マイクロビーチとは反対の船着き場の方に歩く。朝日が雲間から少し射してきた。ちょっとした角を曲がるとクロサギが飛んだ、1羽2羽。運河の対岸の船着き場(?)に止まる。黒色タイプだ。

空は明るくなったが、それでも写真を取るには暗い。遠いからブレブレだ。

クロサギを見ていると頭の上をシギが飛んで入江の対岸に降りた。キアシシギのようだ。サイパンでは冬鳥と表記されていたが、もうサイパンまで渡ってきたのか。浜辺をパタパタ歩いて、草むらに消えた。

今度は頭の上をヨシゴイが飛んで、先ほどのキアシシギと同じところに止まる。ヨシゴイは日本でも見ていなかったから実は期待していた。良かった!ヨシゴイは魚を狙いながら、小さな溝の方に見えていった。もっと近くで見たかったのだけど。クロサギが飛んだので、車に戻り、バードアイランドに向かう

途中電線にオオベニバトが3羽止まっていたが、車を止め撮影準備をする途中で飛んでしまった。

ヨシゴイ

獲物を狙うヨシゴイ

クロアジサシ

崖の下のクロアジサシ

バードアイランドのビューポイントに着いたら、岩場の上でナンヨウショウビンが鳴いていた。背後の草地ではカラスモドキが3羽。

階段を降りて下まで行こうとしたら、すぐに断崖で行き止まり。ここからはバードアイランドに近付けない。北側のグロットからじゃないとダメみたいだ。ここではバードアイランドの鳥は小さすぎる。ふと、断崖の下を見るとまたアカウミガメ(?)が泳いでいた。よく見ようと柵から身を乗り出すと、断崖の下に平たい岩があってそこにクロアジサシが群れていた。スコープを柵の外にだし、柵に足を絡ませて、アクロバテックに写真を撮る。う〜やはり恐い。

カツオドリやネッタイチョウの姿がなかった。やはり夕方なのかなと思いながら、スーサイドクリフに向かう事にする。すぐ脇の木にはオウギヒタキとマリアナメジロ。車に戻るとナンヨウショウビンが背後の山の木に止まっているのが見えた。

途中の枯れた木にナンヨウショウビンが2羽止まっていた。良い位置だったので車を路肩に止めるが、すぐに餌を取りに飛び、もう一羽もすぐにどこかに飛んでしまった。電線じゃないのが良かったので、しばらく待って見る。マリアナメジロやオウギヒタキに混じって、ミツスイの鳴き声がする。良く探すと遠いが枝先に止まって鳴いている。赤い。オスのミツスイだ。

ミツスイ

オスのミツスイ

ナンヨウショウビン

ナンヨウショウビン

スーサイドクリフに着くとシロアジサシしか飛んでいなかった。しばらく待つとナンヨウショウビンが2羽さっきの方向から飛んできた。結構高く飛ぶ。そして、目の前の枯れ木に止まった。

2羽一緒のところを撮ろうと下がって、撮影場所を探していたら1羽飛んでしまって、それはかなわず。しばらく待つがマリアナメジロが木々をつたっているだけで、ネッタイチョウは現れなかった。

スーサイドクリフの崖からバンザイクリフを見ると観光バスが来ていた。スーサイドクリフに団体が来る前に山を降り帰る事にする。

途中マリアナカントリークラブに寄る。脇の林道と言うのがわからなかったが、周辺を走って見る。鳥の鳴き声はずっとしている。路肩に車を止めた際、牛の糞をひいてしまった。オウギヒタキが鳴き、ムナジロバトが飛ぶ。鳥の種類はコンドミニアム周辺と変わらないので帰る。しかし暑い。火炎樹がとても綺麗だった。

コンドミニアムのところまで戻って来ると、丁度良い場所にオオベニバトが止まっていた。車を路肩にとめると、すぐに飛んでしまったので、その先に止まっているナンヨウショウビンでも撮ろうと、少し歩き、自分のコテージ裏まで歩いたら、なんと薮からヨシゴイが飛び出した。

ミツスイ

マリアナカントリークラブから海を望む

このコンドミアム周辺は何でもござれと言った感じだ。コンドミニアムには9時過ぎに戻り、プールで子供と遊ぶ。

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