- ヨタカ目は世界に広く分布する夜行性の鳥類。
- ■形態
- 全身が枯葉に似た模様で、羽はフクロウ類のように柔らかく、羽音を立てずに飛翔する事ができる。嘴は小さいが、口は大きい。脚は小さい。
- ■生態
- 昼間は木の横枝や地上に、腹を付けるように止まって休み、夕方より活動する。
- ■採餌
- 主に昆虫を補食する。飛びながら補食する事が得意。
- ■分布
- 南極以外の大陸に広く分布する。
- ■分類
- 脚の形態からアマツバメ目、夜行性と言う事からフクロウ目との類似が言及され、様々な分類がされて来たが、現在の古典的鳥類分類法ではヨタカ目として独立している。
- ヨタカ科(Caprimulgidae)、タチヨタカ科(Nyctibiidae)、ガマグチヨタカ科(Podargidae)、ズクヨタカ科(Aegothelidae)、アブラヨタカ科(Steatornithidae)の5科に別れる。
- ■日本産ヨタカ目
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