室見川カモメ観察記録
3月11日

 A.セグロカモメ幼羽

この時期まだセグロカモメの幼羽を残した個体が見られるとは思わなかった。肩羽の淡色の切れ込みが大きく、柊模様。

 B.セグロカモメ第1回冬羽

大口あけて舌まで見えているカット。Aの個体に比べると、第一回冬羽で、かなり摩耗しているので白っぽく見える。肩羽は碇模様。

 C.オオセグロカモメ第1回冬羽?

Bよりさらに白い個体。初列風切と三列の色の差がないことなどからオオセグロと思われる。

 D.モンゴルカモメ第1回冬羽

さらに白いモンゴルカモメ第1回冬羽。最近いつも見られている個体。

 E.ホイグリンカモメ冬羽?

頭の斑の出方、初列風切の換羽の状態、足の色などからホイグリンかなとも思われるが、背の色が他のセグロカモメと変わらないし、嘴の赤斑もおとなしめ。
従って、ホイグリンカモメというより、セグロカモメとの中間型、いわゆるホイグリン系の個体。

 F.ホイグリンカモメ冬羽?

Eとは違って、背の色も濃く、嘴の赤斑も大きい。ただ頭の斑の入り方が、あまりに多いので、ホイグリンカモメとするには異論があるのかな?と思う。

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