1.今回の旅について

香港へは、これまでにかれこれ10回程渡航しています。最初に訪れたのは1993年7月。会社を作る上での提携先が香港の会社だった為に、その打ち合わせの為、設立メンバーと共に格安ツアー訪れました。会議の後にラマ島に渡り会食をした思い出があります。それ以降仕事でたびたび訪れ、ゴルフの初ラウンドもランタオ島のゴルフコースでした。
 
1998年には香港の中国返還前、世界で一番着陸の難しいとされたカイタック空港がランタオ島に移る前に、長男に「燃えよドラゴン」に出て来る、高層ビルすれすれを飛ぶ飛行機に乗せたいと親子2人旅をし、長洲(チョンザウ)島へ渡った事もありました。返還後の2000年には、家族4人で訪れ、香港島のオーシャンパーク8海洋公園)でパンダを初めて見ました。
 
しかし、鳥見を始めてからは全く訪れていませんでした。ということで、香港で鳥を見た記憶がありません。一度香港の会社の知人が亡くなった時に葬儀で訪れた際に、空き時間に宿の近くだった香港公園の野鳥園に一人で歩いて行った事があったのですが…全く何を見たのやら…。家族旅行の時には、九龍(ガウロン)公園の入り口で、小さかった次男のそばに小鳥が寄って来たような記憶があるくらいです。
今回の旅の目的は、長男と二人旅行をした事の、次男バージョンと言う事。兄弟でできるだけ差をつけないと言う方針なので、バチカン市国に行きたいとずっと言っていた次男も有無を言わさず香港に(なにせバチカンだと格安ツアーでも予算オーバー!)。次男は以前の家族旅行時はまだ2才で、ずっと私の抱かれていましたから、香港の記憶はありません。当然「燃えよドラゴン」を何度も見せましたが…。
長男の時はJALのマイレージを使ったので、航空券代はかからなかったので、ホテル日航香港を予約しての個人旅行でしたが、今回は二人分にはマイルが足りないので、格安ツアーを探す事に。
 
そこで見つけたのが、阪急交通社の「おふたりの香港3日間」というツアー。なんと一番安い日だと二人で5万円。航空券代より安いですね、全く。結局は二人で55,000円で、二日目にちょっとした市内観光と昼食だけが付いたプランになりました(全食事付き観光プランだと一人1万円アップ)。

これで申し込んだ訳ですが、よくよく見ると飛行機は往復台北乗り継ぎ便で、初日と三日目は移動だけで終わり、二日目も観光の間に色々と店に連れられ行き、自由時間は午後3時以降となっていました。つまり、フリープランと言っても、全然自由じゃないツアーでした。まあ、安いから仕方がないし、珍しくツアーも面白いかなと考える事にしました。
 
さて、香港での鳥見と言えば、有名な米埔(マイポ)での水鳥観察ですが、米埔の南側に新しく出来た香港湿地公園も面白そうだ。また、ネットで調べると都心の九龍(ガウロン)公園でも結構見られていることが判明。アオショウビンや台湾のヤマムスメに良く似たサンジャク、冬場はクロウタドリなど冬鳥も多いとか。しかし、スケジュールはあまりに自由時間が少ない。少なくとも以前家族で行ったオーシャンパーク(海洋公園)には行こうと思っていましたので、鳥見に割ける時間は二日目の朝の集合時間の9時頃迄となってしまいました。まあ今回は鳥見旅行じゃないので、九龍公園で台湾で見れなかったハッカチョウをゆっくり見るという鳥見も良いと思っていましたが…泊まるホテルがハーバープラザ8ディグリーズという昨年改装されたホテル。九龍半島先端の尖沙咀(チムシャツォイ)の近くかなと思っていたら、旧香港カイタック空港近くだと判明。これって、鳥見に行ける時間があるの?もくもくと暗雲立ち篭める…。

旅行会社よりの最終スケジュール
3月29日(月)
08:10 福岡空港国際線カウンター前集合。
10:10 福岡発Cl0111便
11:25 台北着、乗り継ぎ。
12:30 台北発Cl0913便。
14:15 香港着。
17:00 ホテル到着。
3月30日(火)
09:00 ホテル発市内観光〜昼食〜DFS。
14:00頃 解散、自由行動。
3月31日(水)
09:00 ホテル発〜DFS。
13:25 香港発Cl0680便。
15:05 台北着、乗り継ぎ。
17:25 台北発Cl0110便。
20:35 福岡空港着。

次ページに続く