タカ目
ACCIPITRIFORMES
タカ科
Accipitridae
クロハゲワシ属
Aegypius (Savigny, 1809)
クロハゲワシ(黒禿鷲)
Aegypius monachus
(Linnaeus, 1766) Cinereous Vulture
L100〜110 W250〜295
迷鳥
海岸や農耕地などの開けた場所
【1】幼鳥。2018.12.12長崎県対馬市、目保呂にて杉原敏氏撮影。
全身真っ黒の大きなワシタカ類
■形態
雌雄同色。
全身黒褐色で、頭頂から後頸は淡褐色の皮膚が裸出し、目の周囲から喉は黒い。後頸から喉にかけて淡褐色の羽は逆立ち襟巻き状。尾羽は短い。 上嘴が大きく下に曲がった嘴は蠟膜と基部が青灰色で、先端は黒い。虹彩は暗色。脚は赤みを帯びた淡色。
幼鳥は全身が黒く、顔から喉は黒褐色。嘴基部と蠟膜はピンク。
■亜種
亜種はない。
■分布
ヨーロッパ南部からアジア中央部、パキスタンおよびインド北西部繁殖し、アフリカ北部、インド、中国およびアジア南東部で越冬する。
日本では迷鳥として北海道から先島諸島までほぼ全国で記録がある。
■福岡での事例
福岡でも迷鳥として記録がある。
【油山】2020.05.21片江展望台で記録がある。
【糸島市】2016.02.27立石山で記録がある。
【2】幼鳥。2018.12.12長崎県対馬市、目保呂にて杉原敏氏撮影。
【3】幼鳥。2018.12.12長崎県対馬市、目保呂にて杉原敏氏撮影。
室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑《
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2024/12/07作成