- スマートな体型の小型のカラス。
- ■形態
- 亜種により羽衣が異なる。雌雄同色。 暗色型は全体が光沢のある黒色。額は扁平で、頭部は小さい。黒い嘴は長く、脚も黒い。 淡色型は、額から喉までの顔全面、翼、腰から尾、下腹から下尾筒は黒く、他は灰褐色や、乳白色、暗い灰色など亜種によって変異がある
- ■鳴き声
- 「カオ」「カア」などと鳴くが、声量はない。
- ■採餌
- 雑食性で、果実、穀物、昆虫、残飯、屍肉等何でも食べる。
- ■亜種
- 5亜種ある。
イラン南部からパキスタンを通ってインド北中央部で繁殖する亜種C.s.zugmayeri、
インド中央、南部、ネパール、バングラデシュ及びブータンで繁殖する亜種C.s.splendens、
インド南西部及びスリランカで繁殖する亜種C.s.protegatus、
モルディブで繁殖する亜種C.s.maledivicus、
ミャンマー、中国南部及びタイ南西部で繁殖する亜種C.s.insolens。
- ■分布
- インドからミャンマーにかけて留鳥として分布。紅海沿岸、東アフリカ港町、シンガポールに分布するものは移入されたものとされる。
日本では1981年に大阪市此花区で1羽が保護された記録があるが、籠ぬけの可能性が大きいとされる。
- ■福岡での事例
- 福岡では記録がない。
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