タカ目タカ科シロガシラトビ属
order FALCONIFORMES Family ACCIOITRIDAE BUTASTUR

シロガシラトビ(白頭鳶)
Haliastur indus Brahminy Kite

L45〜50cm
迷鳥
海辺、湖沼
【1】内側初列風切が伸長中で、明るいオレンジ色に見えている。2012.02.25シンガポールにて撮影。
白い頭部と栗色の翼のコントラストが綺麗なトビ類。
■形態
頭部は白く、嘴は白っぽく、虹彩は黄白色から暗橙色。背からの尾羽までの上面は栗色。翼も栗色だが初列風切は黒褐色。尾は丸みを帯びる。下面も上腹まで白く、黒褐色の細い縦斑がある。下腹から下は茶褐色。脚は黄色。
■採餌
死んだ魚などを捕る。
■亜種
国際鳥類学会議(IOC)リストでは4亜種がある。
インドから中国南部、ベトナムに分布する亜種H.i.indus
マレー半島からスンダ列島、フィリピン、スラウェシ島に分布する亜種H.i.intermedius
モルッカ、ニューギニア、ビスマルク諸島、オーストラリア北部に分布する亜種H.i.girrenera
ソロモン諸島に分布する亜種H.i.flavirostris
■分布
インドから中国南部、東南アジア、ニューギニア、オーストラリア北部に分布。日本では2014年2月に石垣島、西表島で観察された。観察された亜種は不明。
■福岡での事例
福岡では記録がない。

【2】2012.02.25シンガポールにて撮影。

【3】2012.02.25シンガポールにて撮影。

室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑」
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2017.08.23