タカ目タカ科ノスリ属
order FALCONIFORMES Family ACCIOITRIDAE BUTEO

オオノスリ(大■[狂の下に鳥]
Buteo hemilasius Upland Buzzard

L♂61cm♀72cm、W159cm
数少ない冬鳥又は旅鳥
農耕地・草地
【1】幼鳥。2021.01.25今津田尻にて撮影。
白く大きいノスリ類。
■形態
雌雄ほぼ同色。
頭部からの上面は褐色味がある白色で、背から雨覆は暗褐色で白い羽縁がある。淡褐色の尾には両面とも、細い黒褐色の細帯が数本ある。 嘴は黒く、朗膜は黄色。 下面も褐色味のある白色で、脇は暗褐色。脛は暗褐色、ふ蹠の前面から側面に暗褐色の羽毛がある個体もいる。脛は暗褐色。脚は黄色。 飛翔時翼は幅広く、尾は短い円尾。 幼鳥は全体がより白く、虹彩は淡褐色。
■採餌
停空飛翔をして哺乳類、両生類、爬虫類、鳥類、昆虫類等を捕食する。
■鳴き声
越冬時は殆ど鳴かない。「ピィヨー」等。
■亜種
亜種はない。
■分布
アジア中央部及び南中央部からシベリア南東部及び中国北東部で繁殖する。
日本にはまれな冬鳥として北海道、佐渡、本州、九州、対馬、奄美諸島、沖縄諸島、与那国島で記録があるが、西日本が多い。
■福岡での事例
福岡でもまれな冬鳥。
【今津】2021年に観察できた。

【2】幼鳥。2021.01.25今津田尻にて撮影。

【3】幼鳥。2021.01.25今津田尻にて撮影。

室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑」
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2021.12.25