タカ目タカ科イヌワシ属
order FALCONIFORMES Family ACCIOITRIDAE AQUILA

カラフトワシ(樺太鷲)
Aquila clanga Greater Spotted Eagle

L♂67cm♀70cmW158〜182cm
まれな冬鳥
平地から山地の林・農耕地・草地
【1】2012.2.214鹿児島県薩摩川内市高江干拓にて撮影。Swarovski ATM 65HD(30×SW)+Turbo Adaptar+NICON COOLPIX P6000。
鹿児島県薩摩川内市に1992年より毎冬1羽が渡来しているタカ類。
■形態
雌雄同色。全身が黒褐色。上尾筒は白班がある。尾は短い。嘴は黒く、蝋膜は黄色。足は黄色。翼幅は広いため、飛翔時短く見える。
幼鳥は肩羽や雨覆に淡褐色の楕円斑がある。
滑空時M字型の独特な翼の構え方をする。
■分布
ヨーロッパ東部からロシア南部、沿海州、中国東北部にかけて繁殖し、中東、インド、東南アジア、中国南部で越冬。日本には稀な冬鳥として渡来し、北海道、東北、神奈川、鹿児島、沖縄で記録がある。
■福岡での事例
福岡では記録がない。

【2】2012.2.214鹿児島県薩摩川内市高江干拓にて撮影。Nicon D90+AF-S DX NIKKOR 300mm ED+TC-20EII。

【3】カラスにモビングされる。2012.2.214鹿児島県薩摩川内市高江干拓にて撮影。Nicon D90+AF-S DX NIKKOR 300mm ED+TC-20EII。

室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑」
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2012.3.11改