スズメ目メチドリ科ソウシチョウ属
order PASSERIFORMES Family TIMALIIDAE LEIOTHRIX

ソウシチョウ(相思鳥) 
Leiothrix lutea Red-billed Mesia

L15cm
特定外来生物
低山〜山地の林

【1】2013.5.6宮崎県諸塚村にて撮影。
黒い目が可愛い、色の綺麗な外来種。
■形態
雌雄ほぼ同色。上額から後頸はオリーブ色で、顔は淡黄色、背からの上面は灰黒色で、翼は黒く、風切外弁は黄色く、基部は暗赤色。尾は黒い。喉は黄色く、胸は橙色。腹から下は淡黄色。嘴は赤橙色。足は肉色。
■鳴き声
さえずりはクロツグミに似て、「ホウィー、チー、チョ、チョ」。地泣きは「ジェッ、ジェッ」。
■分布
ヒマラヤから中国中南部、インドシナ半島に分布。日本には江戸時代から輸入・飼育されていたものが1970年頃から、大分福岡県境の英彦山で野生化繁殖しているのが知られ、1980年代からは茨城・神奈川・静岡・兵庫などででも繁殖している。
■福岡での事例
福岡でも野生化して繁殖している。
【室見川】最上流部八丁川野河内から水無間では繁殖している。冬季には下流平野部の公園等でも観察される。
【油山】野鳥の森で見られる。

【2】2013.5.6宮崎県諸塚村にて撮影。

【3】2013.5.6宮崎県諸塚村にて撮影。

室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑」
※禁無断転載
2013.5.6改