スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
order PROCELLARIIFORMES Family EMBERIZIDAE EMBERIZA

シマノジコ(島野路子)Emberiza rutila Chestnut Bunting

L13.5〜14cm
少ない旅鳥
草地・農耕地・林縁
【1】オス。2002.5.11長崎県対馬市にて撮影。Leica APO-TELEVID77(20-60ZOOM)+NICON COOLPIX990
赤茶色と黄色のツートンカラーの綺麗なホオジロ類。
■形態
雄は頭部からの上面、頸から胸までが赤茶色。翼は黒く、尾羽も黒く、他のホオジロ類のように白斑がない。胸から下は黄色で、脇に褐色の縦斑がある。嘴は肉色で上嘴が黒っぽい。足は肉色。
雌は、額からの上面は灰色身を帯びた黄褐色で、灰褐色の頭央線がある。眉斑と喉も灰褐色。胸から下は淡い黄色に黒褐色の縦斑がある。
■鳴き声
地鳴きは「ジッ、ジッ」「チッ、チッ」
■亜種
亜種はない。
■分布
ロシアバイカル湖周辺で繁殖し、インドシナ半島、中国南部で越冬する。日本では数少ない旅鳥として、日本海側の島嶼に渡来する
■福岡で観察できる場所及び時期
福岡では迷鳥として記録がある。

【2】オス。1と同一個体。2002.5.11長崎県対馬市にて撮影。Leica APO-TELEVID77(20-60ZOOM)+NICON COOLPIX990

【3】メス。2002.5.11長崎県対馬市にて撮影。Leica APO-TELEVID77(20-60ZOOM)+NICON COOLPIX990

室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑」
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2014.02.08改