スズメ目カラス科カケス属 order PASSERIFORMES Family CORVIDAE GARRULUS ルリカケス(瑠璃懸巣）Garrulus lidthi　Lidth's Jay L38cm 留鳥 良く茂った広葉樹林 【1】顔のみ。2003.7.22鹿児島県龍郷町。Leica APO-TELEVID77(20-60ZOOM)+NICON COOLPIX990。 奄美大島にしか棲息していない離色のカケス類。 ■形態 雌雄同色。頭部から胸が青紫色で、顔と喉が黒っぽい。喉には白い縦斑がある。背から上尾筒と肩羽は赤紫で、翼と尾は青紫。風切羽と尾の先端は白い。腹から下尾筒は赤紫色。嘴は淡い黄白色で、基部は青みを帯びる。足は黒く、虹彩は黒い。 ■特徴 非繁殖期は小群で生活する。 ■採餌 枝から枝へ飛び移って、スダジイの実や昆虫を食べる。 ■繁殖 産卵期は2〜5月。通常3〜7個産卵するが、3〜4個の場合が多い。 ■鳴き声 「シャーシャー」とかすれた声で鳴く。「クィークィー」「ピューピュー」等とも鳴く。 ■亜種 亜種はない。 ■分布 奄美大島と周囲の加計呂麻島、請島にのみ留鳥として分布。 ■福岡での事例 福岡では観察例がない。 室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑」 ※禁無断転載 2009.4.11