- 頭の黒い三角に尖った冠羽が特徴的な小鳥。
- ■どんな鳥
- 雌雄同色。額から後頭は黒く頭頂三角に尖った冠羽がある。耳羽に赤い斑があり、黒い顎線に囲まれた頬と喉から前頸は白い。背からの上面は茶褐色で、尾羽は長く、中央尾羽以外の先端には白斑がある。後頸から両胸にかけては黒褐色の斑があり、胸から腹は淡褐色。下尾筒はオレンジ色。嘴と虹彩は黒く、脚も黒い。
幼鳥は耳羽は白い。
- ■採餌
- 雑食性で、果実を好んで食べる。
- ■鳴き声
- 地鳴きは「チチッ」「ジェッ」等。
- ■備考
- シロガシラ属の他種との交雑個体も報告されている。
- ■亜種
- 国際鳥類学会議(IOC)のリストでは9亜種ある。
インド西部および中部に分布する亜種P.j.fuscicaudatus。
インド北西部に分布する亜種P.j.abuensis。
インド北部とネパールに分布する亜種P.j.pyrrhotis。
インド東部からタイ北西部に分布する亜種P.j.emeria。
アンダマン諸島に分布する亜種P.j.whistleri。
ヒマラヤ西部からミャンマー北部、中国南部に分布する亜種P.j.monticola。
中国南東部に分布する亜種P.j.jocosus。
海南島に分布する亜種P.j.hainanensis。
ミャンマー南部からタイ、インドシナ半島南部、マレー半島に分布する亜種P.j.hainanensis。
- ■分布
- インド、ミャンマー、中国南部、インドシ半島に分布。日本では飼育個体が逃げ出して野生化。神奈川、兵庫、鳥取等で記録がある。
- ■福岡での事例
- 福岡での記録は不詳。
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