スズメ目ツバメ科イワツバメ属
order PASSERIFORMES Family HIRUNDINIDAE DELICHON

イワツバメ(岩燕) Delichon urbica Asian House Martin

L13cmW30cm
夏鳥または留鳥
平地等の開けた場所

【1】2005.5.29室見川外環室見橋にて撮影。Leica APO-TELEVID77(20-60ZOOM)+NICON COOLPIX4300。
飛ぶと腰がはっきり白いのがわかるツバメ類。
■形態
雌雄同色。頭部からの上面は紺色光沢のある黒で、喉から側首は汚白色。翼は黒褐色で腰は白い。尾は短く、切れ込みが浅い。下面は汚白色。
■採
餌空中を鳶ながら虫などを採る。
■繁殖
もともとは山地や海岸の岩壁や洞窟で繁殖していたが、現在はビルや軒下、岩場、橋桁などに集団で営巣する事が多い。天井に近い位置に、泥と枯草などでお椀型の巣を作る。産卵期は4〜8月。通常3〜4個産卵する。
■採餌
空中を鳶ながら虫などを採る。
■繁殖
もともとは山地や海岸の岩壁や洞窟で繁殖していたが、現在はビルや軒下、岩場、橋桁などに集団で営巣する事が多い。天井に近い位置に、泥と枯草などでお椀型の巣を作る。産卵期は4〜8月。通常3〜4個産卵する。
■分布
バイカル湖南部、ヒマラヤから中国、朝鮮半島、沿海州、サハリンで繁殖し、冬季は中国南部や東南アジアへ渡る。日本では夏鳥として全国に渡来するが、東海、西日本で少数が、九州ではかなりの数が越冬する。
■福岡での事例
福岡では夏鳥及び留鳥。1年中観察されるが、3〜10月が多い。
【室見川】河口から曲淵ダムまでの全流域及び田圃住宅地で普通。室住団地横ではよく観察できる。

【2】2005.5.4室見川外環室見橋にて撮影。Leica APO-TELEVID77(20-60ZOOM)+NICON COOLPIX4300。

【3】2005.5.4室見川外環室見橋にて撮影。Leica APO-TELEVID77(20-60ZOOM)+NICON COOLPIX4300。

【4】2003.7.2室見川内野大橋にて撮影。Leica APO-TELEVID77(20-60ZOOM)+NICON COOLPIX4300。

【5】背中に紺色光沢がある。2009.5.10室見川外環室見橋にて撮影。Nicon D90+AF-S DX NIKKOR 70-300mm ED VR。

【6】腰は白い。2009.5.10室見川外環室見橋にて撮影。Nicon D90+AF-S DX NIKKOR 70-300mm ED VR。

【7】尾は浅い凹尾。2011.2.7佐賀県嬉野市にて撮影。Nicon D90+AF-S DX NIKKOR 70-300mm ED VR。

【8】嘴が黄色いので幼鳥と思われる。2003.7.10西部霊園公園にて撮影。Leica APO-TELEVID77(20-60ZOOM)+NICON COOLPIX990。

【9】巣。2001.5.15室見川外環室見橋たもとにて撮影。Leica APO-TELEVID77(20-60ZOOM)+NICON COOLPIX990。

室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑」
※禁無断転載
2011.2.14改