スズメ目ムクドリ科ハッカチョウ属
order PASSERIFORMES Family STURNIDAE ACRIDOTHERES

インドハッカ(印度客家)
Acridotheres tristis Common myna

L23.5〜27cm
外来種
草原・農耕地・住宅地
【1】成鳥。2007.8.9タイ、プーケット島にて撮影。Swarovski ATS 65HD(30×SW)+turobo Adaptar+NICON COOLPIX7900。
目の周りが黄色いハッカチョウ類。
■どんな鳥
雌雄同色。頭から胸は黒色で、目の後方に黄色い裸出部がある。背から上尾筒の上面は茶褐色で、翼は風切が黒く、初列風切基部には大きな白斑がある。尾羽も黒く外側尾羽の先端に白斑がある。胸からの下面は茶褐色で、下尾筒は白い。嘴は黄色く、虹彩は赤味のある黄色。脚は黄色い。
■採餌
地面を歩きながら、種子、昆虫類等を捕食する。
■鳴き声
地鳴きは「キュルリ」「ギッギッギッ」等。
■備考
カバイロハッカ(樺色客家)とも呼ばれる。
■亜種
2亜種あり。スリランカには別亜種A.t.melanosternusが分布する。
■分布
カザフスタイン南部、トルクメニスタン、イラン東部から中国南部、インドシナ半島、マレー半島、南部インドに分布する。日本では飼育個体が逃げ出して野生化。千葉、埼玉、神奈川等で記録がある。
■福岡での事例
福岡での記録は不詳。

【2】2001年10月20日豪州ケアンズ、エスプラネードにて撮影。Leica APO-TELEVID77(20-60ZOOM)+NICON COOLPIX990。

室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑」
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2017.06.17