スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属
order PROCELLARIIFORMES Family PARIDAE PARUS

ハシブトガラ(嘴太雀)Parus palustris Marsh Tit

L12.5〜13.0cm W21cm
留鳥
平地から低山の落葉広葉樹林
【1】2007.2.0北海道千歳市にて撮影。Nicon D2H+AF-S NIKKOR ED 300mm+TC-17EII。
■どんな鳥
北海道にすむコガラに良く似た小型のカラ類。
雌雄同色。額から後頸まで光沢のある黒色で、顔から頸は白い。喉には小さな三角形の黒斑がある。背からの上面は灰褐色で、次列風切外縁は白い。胸からの下面は白く、脇は褐色味を帯びる。嘴は黒く、上嘴は直線的で、会合線は白く見える。足も黒く、やや太く、趾の鱗はささくれだって見える
■鳴き声
さえずりは「チョーチョーチョー」。地鳴きは「ツィツィ」「チェーチェー」。
■亜種
北海道に分布するのは亜種ハシブトガラ(P.p.hensoni)。
■分布
ヨーロッパ中部と、バイカル湖から沿海州、朝鮮半島、中国北部、樺太にかけて分布。日本には南千島と北海道に留鳥として分布。
■福岡で観察できる場所及び時期
福岡での観察例はない

【2】2007.2.0北海道千歳市にて撮影。Nicon D2H+AF-S NIKKOR ED 300mm+TC-17EII。

【3】2007.2.0北海道千歳市にて撮影。Nicon D2H+AF-S NIKKOR ED 300mm+TC-17EII。

室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑」
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2008.02.03改