スズメ目セキレイ科タヒバリ属
order PROCELLARIIFORMES Family MOTACILLIDAE ANTHUS

チョウセンタヒバリ(朝鮮田雲雀)Anthus roseatus Rosy Pipit

L16.5cm
迷鳥
農耕地・草地
【1】冬羽。2009.2.2福岡県福津市にて撮影。Swarovski ATS 65HD(30×SW)+Turbo Adaptar+NICON COOLPIX7900。
夏羽では胸などがピンク色になる眉斑がはっきりしたタヒバリ類。
■形態
雌雄同色。夏羽では頭上から背は暗緑褐色で、頭頂と背に黒褐色の縦斑がある。初列風切は突出しない。長くはっきりした眉斑と喉から胸はピンク色で、腹から下は白い。胸から脇に黒褐色の太い縦斑がある。嘴は黒く、下嘴基部は黄色みを帯びる。脚は肉色。
冬羽では眉斑、喉から胸は白くなり、脇が淡褐色になる。
■採餌
地上を歩きながら草の実や昆虫を啄む。
■繁殖
繁殖期は6〜7月。地面の窪みに営巣する。通常3〜4個産卵する。
■鳴き声
地鳴きは「ピッピッ」または「ピィ」等タヒバリに似る。
■亜種
未詳。
■分布
アフガニスタン東部、パキスタン北部、インド北部、チベット、中国中部で繁殖し、冬季はインド南部や中国南部に渡る。2008年1月25日福岡県で日本で初めて記録された。
■福岡での事例
福岡では2008年1月25日〜4月12日に福津市で記録され、日本初となった。

【2】冬羽。1と同じ個体。2009.2.2福岡県福津市にて撮影。Swarovski ATS 65HD(30×SW)+Turbo Adaptar+NICON COOLPIX7900。

【3】冬羽1と同じ個体。2009.2.2福岡県福津市にて撮影。Swarovski ATS 65HD(30×SW)+Turbo Adaptar+NICON COOLPIX7900。

【4】冬羽。1と同じ個体。2009.2.2福岡県福津市にて撮影。Swarovski ATS 65HD(30×SW)+Turbo Adaptar+NICON COOLPIX7900。

【5】冬羽。1と同じ個体。2009.2.2福岡県福津市にて撮影。Swarovski ATS 65HD(30×SW)+Turbo Adaptar+NICON COOLPIX7900。

室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑」
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2009.11.5改