スズメ目ウグイス科メボソムシクイ属
order PASSERIFORMES Family SYLVIIDAE PHYLLOSCOPUS

チフチャフ(漢字名無し)Phylloscopus collybita Eurasian Chiffchaff

L11〜12cm
迷鳥
平地の林・疎林・灌木のある芦原
【1】2014.01.16山口県下関市にて撮影。 Nicon D7100+AF-S DX NIKKOR 300mm ED+TC-17EII。
英名と同じで鳴き声が和名となったウグイス科の小鳥。
■形態
雌雄同色。頭部からの上面はオリーブ色味のある灰褐色。不明瞭な眉斑は淡い褐色で長さも個体差がある。過眼線は暗灰褐色。頬も灰褐色。風切や雨覆は淡褐色の羽縁のある暗褐色。大雨覆先端に細く不明瞭な翼帯がある。翼は短く、初列風切の突出は短め。尾は暗褐色。喉からの下面は汚白色で、側胸から脇は淡褐色。嘴は細く尖り、黒い。足は黒くて細い。
■特徴
動きがとても早い。
■鳴き声
囀りは「チフチャフ、チフチャフ」だが、日本に渡来するシベリアの亜種チフチャフは「チピチョ、チピチョ」と鳴くとされる。地鳴きは抑揚がない「ヒーッ」。
■亜種
6亜種あり、日本に渡来するのはウラルからコリマ川流域及びイランで繁殖する亜種チフチャフ(P.c.tristis)とされている。
■分布及び観察できる時期
ヨーロッパからシベリアのコリマ川流域、及び中央アジアで繁殖し、冬季はアフリカ、アラビア半島からインド北部で越冬する。日本では迷鳥として1996年11月富山以来、大阪、舳倉島、島根等で記録がある。
■福岡で観察できる場所及び時期
福岡では迷鳥として記録がある。
【今津】2005年3月1羽が観察された。

【2】2014.01.16山口県下関市にて撮影。 Nicon D7100+AF-S DX NIKKOR 300mm ED+TC-17EII。

【3】2014.01.16山口県下関市にて撮影。 Nicon D7100+AF-S DX NIKKOR 300mm ED+TC-17EII。

【4】2014.01.16山口県下関市にて撮影。 Nicon D7100+AF-S DX NIKKOR 300mm ED+TC-17EII。

【5】2014.01.16山口県下関市にて撮影。 Nicon D7100+AF-S DX NIKKOR 300mm ED+TC-17EII。

【6】2014.01.16山口県下関市にて撮影。 Nicon D7100+AF-S DX NIKKOR 300mm ED+TC-17EII。

【7】2014.01.16山口県下関市にて撮影。 Nicon D7100+AF-S DX NIKKOR 300mm ED+TC-17EII。

室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑」
※禁無断転載
2014.01.16改