スズメ目カエデチョウ科キンパラ属
order PASSERIFORMES Family TIMALIIDAE PADDA

ブンチョウ(文鳥) 
Padda oryzivora Java Sparrow

L17cm
外来種
草原・農耕地
【1】品種シナモンブンチョウか?2003.12.07室見川マリナタウン東にて撮影。Leica APO-TELEVID77(20-60ZOOM)+NICON COOLPIX990。
ピンクの大きな嘴が目立つ愛玩外来種。
■形態
額、目先から後頸は黒く、赤いアイリングがあり、頬は白い。背からの上面は青灰色で、風切と尾羽は黒い。腮から喉は黒く、胸から脇脇は青灰色。腹から下は汚白色。嘴は赤く、脚も赤い。
愛玩鳥として様々な品種が作出されている。
■鳴き声
さえずりは「チョッチョッ、ピィーピィー」
■備考
愛玩鳥として全体の羽毛が白いハクブンチョウ、野生種(ナミブンチョウ)とハクブンチョウを掛け合わせたサクラブンチョウ、シルバーブンチョウ、シナモンブンチョウ、クリームブンチョウなどの品種がある。
■分布
ジャワ島、バリ島に分布。原産地では絶滅が心配されている。
世界的には中国(河北省)や東南アジアからインド、パキスタン、さらにオーストラリア、南米など広範にで移入分布している。
日本でも愛玩用、観賞用に輸入・飼育されていたものが逃げ出して、又は放鳥されて、1920頃から野生化したと考えらる。東京、新潟、宮城、関西などで生息が確認され、東京、大阪、兵庫で繁殖の記録がある。
■福岡での事例
福岡では繁殖記録は不明だが、篭脱けと思われる個体は目撃されている。
【室見川】飼育個体の篭脱けが見られた。
室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑」
※禁無断転載
2017.05.30