キツツキ目キツツキ科ノグチゲラ属
order PICIFORMES Family PICIDAE SAPHEOPIPO

ノグチゲラ(野口啄木鳥)
Sapheopipo noguchii Okinawa Woodpecker

L31〜35cm
留鳥
山地の常緑広葉樹林
【1】雄。未明のため、ぼんやりと姿が分かる。2002.8.24沖縄県国頭村にて撮影。Leica APO-TELEVID77(20-60ZOOM)+NICON COOLPIX4500。
沖縄本島北部にのみ棲息する日本固有のキツツキ類。
■形態
雌雄ほぼ同色。雄は頭から後頸が赤褐色で、あとの上面は暗赤褐色。翼は黒褐色で、初列風切には白斑がある。顔からの度は淡褐色で、胸は褐色。腹から下は暗赤色。嘴は淡黄色。虹彩は暗赤褐色。足は灰黒色。
雌の頭部は黒褐色。
■採餌
昆虫の他に植物の実も食べる。
■鳴き声
明けがたなどに「キョッ、キョッ」などと鳴く。昆虫の他に植物の実も食べる。
■備考
沖縄本島北部に推定200〜600羽しか棲息していない。特別天然記念物で、環境省レッドデータブックでは絶滅危惧1A類に指定されている。
■分布
沖縄本島北部にのみ留鳥として分布。
■福岡での事例
福岡では観察されたことがない。

【2】雄。2002.8.24沖縄県国頭村にて撮影。Leica APO-TELEVID77(20-60ZOOM)+NICON COOLPIX4500。

室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑」
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