インコ目インコ科ダルマインコ属
order PROCELLARIIFORMES Family PSITTADDAE PSITTACULA

オオホンセイインコ(大本青鸚哥)
Psittacula eupatria Alexandrine Parakeet

L55〜60cm
外来種
森林・樹木の多い住宅地、農耕地

【1】2010.3.30香港九龍公園にて撮影 。Swarovski ATM 65HD(30×SW)+Turbo Adaptar+NICON COOLPIX P6000。
西欧に初めて持ちこまれたインコ類。
■形態
雌雄ほぼ同色。全身淡緑色で、喉に黒い輪があり、後頸に薄紅色の半円状の斑があり、肩羽にも薄紅色の赤い。尾は上面が緑青で下面が黄色。嘴と、アイリンクも薄紅色で、虹彩は黄色。
雌には喉の黒い輪がない。
■採餌
種子、花、花芽、果実、野菜を食べる。
■特徴
小さな群れで行動し、夜は集団ねぐらをとる。
■繁殖
原産地では樹洞に営巣し、11〜4月に通常3〜4個産卵する。
■亜種
5亜種に分かれる。
■備考
英名にあるように、アレクサンダー大王のインド遠征によりヨーロッパに初めて持ちこまれたインコ。「インドオウム」とも呼ばれる。
■分布
アフガニスタンからインド、インドシナ半島、中国南部に分布。オランダ、トルコ、イラン、アラビア半島、イスラエル、北アメリカに外来種として移入分布し、日本でも1961〜1981年に東京で篭脱け個体の繁殖例がある。
■福岡での事例
福岡では不明。
室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑」
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2015.09.15