- 日本では2000年6月に初めて観察された、まれな迷鳥。
- ■形態
- 雌雄同色。夏羽では頭部は頭巾をかぶったように黒く、眼の上下に白く縁取りがある。背から翼は濃い青灰色で、翼は長く、尾羽より、明瞭に突出する。尾は白い。頸からの下面は白い。嘴は赤く、長く見える。足は暗赤色。
- 冬羽では額は白くなり、目の後方にごま塩状の黒斑がある。嘴と足は黒っぽくなる。
- ■分布及び観察できる時期
- アメリカ東洋岸、カリブ海沿岸で繁殖地し、北のものは中米、及び南米北部沿岸にて越冬する。日本にはまれな迷鳥として、2000年6月に硫黄列島硫黄島、9月に愛知県で観察され、2002年5月銚子、9月東京などで観察されている。
- ■福岡での事例
- 観察例はない。
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