チドリ目カモメ科Chroicocephalus
order CHARADRIIFORMES Family LARIDAE CHROICOCEPHALUS

ギンカモメ(銀鴎)
Chroicocephalus novaehollandiae Silver Gull

L38〜43cm
迷鳥
海洋・海岸・河川
【1】成鳥。2001.10.20豪州ケアンズ、ミコマス島にて撮影。
2021年6月に石垣島で観察された南半球のカモメ類。
■形態
雌雄同色。
頭部から尾羽までの上面は白く、翼は淡い灰色で、初列風切外側から6枚の先端に黒色部があり、外側から3枚には黒色部に白い窓がある。嘴は細長く、赤色。目は白く、眼瞼は赤い。体下面は白い。足も濃い赤色。
幼鳥は頭部に褐色斑があり、背や翼にも感触の羽縁がある。尾羽にも褐色の細いサブターミナルバンドがある。虹彩、嘴は黒っぽい。脚も黒色。
■分布
オーストラリアからニューカレドニア、ニュージーランドの海岸線で繁殖し、周辺海域に分布する。
日本では2021年6月に石垣島で初めて観察された。
■福岡での事例
福岡では記録がない。

【2】成鳥。2001.10.20豪州ケアンズ、ミコマス島にて撮影。

【3】飼育個体。2019.10.04福岡市動物園にて撮影。

室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑」
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2021.12.25