ブッポウソウ目カワセミ科アカショウビン属
order PROCELLARIIFORMES Family ALCEDINIDAE HALCYON

ヤマショウビン(山翡翠)
Halcyon pileata Black-capped Kingfisher

L28〜30cm
数少ない旅鳥
河川・池・水田・海岸
【1】2001.8.2室見川曲渕にて撮影。Leica APO-TELEVID77(20-60ZOOM)+NICON COOLPIX990。
赤い嘴に黒い頭で、飛ぶと青い翼に白斑が目立つ大形のカワセミ類。
■形態
雌雄同色。頭部は黒く、喉、首、胸は白い。腹から下尾筒は橙色。背から翼、尾は光沢のある紺色で、雨覆や初列風切の先端は黒。初列風切基部は白く、飛翔時に白斑となって目立つ。嘴は赤く、少し上に反る。足は赤橙色。
■特徴
ふわふわとやわらく、波を描くように飛ぶ。
■採餌
トカゲやカエル、カニ等を捕らえて食べる。
■分布
インドからミャンマー、中国南東部から朝鮮半島で繁殖し、中国南東部から朝鮮半島のものは東南アジアで越冬する。日本では数少ない旅鳥として主に春に対馬など日本海の離島で見られる。
■福岡での事例
福岡では迷鳥。
【室見川】2001年7〜9月等曲渕ダムで観察。
【相ノ島】2001年5月に観察。

【2】2001.8.2室見川曲渕にて撮影。Leica APO-TELEVID77(20-60ZOOM)+NICON COOLPIX990。

【3】2001.8.2室見川曲渕にて撮影。Leica APO-TELEVID77(20-60ZOOM)+NICON COOLPIX990。

室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑」
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2017.05.02改