ブッポウソウ目カワセミ科TODIRAMPHUS属
order PROCELLARIIFORMES Family ALCEDINIDAE TODIRAMPHUS

ナンヨウショウビン(南洋翡翠)
Halcyon Chloris Collared Kingfisher

L23〜25cm
数少ない旅鳥
マングローブ・開けた林・農耕地
【1】2012.3.26シンガポールにて撮影。日本で見られているのとは別亜種(H.c.hummi)。 Nicon D90+AF-S DX NIKKOR 300mm ED+TC-17EII。
青緑色の翼が綺麗なカワセミ類。
■形態
40以上の亜種があり、羽衣も亜種によって大きく異なる。
日本で記録のある亜種ナンヨウショウビンは、雌雄同色。頭部、背、翼、尾は光沢のある青緑色。白い眉斑は短く、喉、首、胸から下尾筒までは白い。嘴は黒く、下嘴基部が淡い肉色。足は黒い。
■特徴
ふわふわとした飛びかたでまっすぐ飛ぶ。
■採餌
カニや昆虫等を捕らえて食べる。
■亜種
40種以上の亜種があり、日本に渡来するのはフィリピンに分布する亜種ナンヨウショウビン(H.c.collaris)。
■分布
紅海沿岸、アラビア半島南東部、インド西岸、東南アジア、ニューギニア、オーストラリア北部、ミクロネシアに分布する。日本では数少ない旅鳥として冬から春にかけて石垣島、西表島で記録がある。
■福岡での事例
福岡での観察例はない。

【2】2012.3.26シンガポールにて撮影。日本で見られているのとは別亜種(H.c.hummi)。 Nicon D90+AF-S DX NIKKOR 300mm ED+TC-17EII。

【3】2001.7.29サイパンにて撮影。日本で見られているのとは別亜種(H.c.albicilla)の為頭部は白い。Leica APO-TELEVID77(20-60ZOOM)+NICON COOLPIX990。

【4】2001.7.30サイパンにて撮影。日本で見られているのとは別亜種(H.c.albicilla)の為頭部は白い。Leica APO-TELEVID77(20-60ZOOM)+NICON COOLPIX990。

【5】翼下面は白い。2001.7.30サイパンにて撮影。日本で見られているのとは別亜種(H.c.albicilla)の為頭部は白い。Leica APO-TELEVID77(20-60ZOOM)+NICON COOLPIX990。

【6】若鳥?上面に褐色味があり、雨覆の羽縁が白い。2001.7.29サイパンにて撮影。日本で見られているのとは別亜種(H.c.albicilla)の為頭部は白い。Leica APO-TELEVID77(20-60ZOOM)+NICON COOLPIX990。

【7】つがい?。2001.7.30サイパンにて撮影。日本で見られているのとは別亜種(H.c.albicilla)の為頭部は白い。Leica APO-TELEVID77(20-60ZOOM)+NICON COOLPIX990。

室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑」
※禁無断転載
2012.3.17改