ツル目
GRUIFORMES
ツル科
Gruidae
ツル属
Grus (Brisson, 1760)

ハゴロモヅル(羽衣鶴)
Grus paradisea (Lichtenstein, AAH, 1793)  Blue Crane
L100cm
高原の水辺の草原
【1】飼育個体。2004.03.29鹿児島県鹿児島市、平川動物園にて撮影。
羽衣のような長い三列風切羽が特徴のアフリカのツル類。
■形態
雌雄同色。額からの目先、頭頂は白く、顔から全体は淡青灰色。翼は次列風切と三列風切の先端は黒く、三列風切は伸長し地面に達する。嘴はピンク色味のある黄色。虹彩は褐色。脚は黒い。
■行動
夜間は水場で休む。
■採餌
肉食傾向の強い雑食で、昆虫、甲殻類、魚類、小型爬虫類を捕食し、種子等も採餌する。
■繁殖
乾燥した地表に直接又は石や草を敷いて営巣する。通常1〜3個産卵する。雌雄で抱卵し、抱卵日数は約30〜33日。
■名前の由来
英名は全体の羽の色から。和名は長い三列風切に因る。
■亜種
亜種はない。
■分布
アフリカ南部のスワジランド、ナミビアの一部、南アフリカ共和国に分布する。

【2】飼育個体。2004.03.29鹿児島県鹿児島市、平川動物園にて撮影。

室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑」
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2019/10/15作成