ツル目
GRUIFORMES
クイナ科
Rallidae
Hypotaenidia (Reichenbach, 1853)
グアムクイナ(グアム水鶏)
Hypotaenidia owstoni
Rothschild, 1895 Guam Rail
L28cm
【1】飼育個体。2019.08.23米国グアム準州グアム動物園にて撮影。
野生では一度絶滅したグアム固有のクイナ類
■形態
雌雄同色。
頭部からの上面は茶褐色。嘴は黒く、灰色の眉斑は長く、虹彩は赤い。腮からの下面は灰色で胸から脇には黒と白の横斑がある。脚は淡褐色。
■採餌
雑食生で陸生貝類、昆虫、小動物、果樹、種子などを食べる
■繁殖
草でお椀状に造巣し、通常1〜4個(主に3〜4個)産卵する。雌雄交代で放卵し、放卵期間は19日。
■備考
1987年には野生絶滅したとされ、1982年から飼育繁殖を行い、1987年にロタ島 、1998年にはグアム島でも再移入された。
■亜種
亜種はない。
■分布
グアム(マリアナ諸島南部、野生絶滅);ロタ(北マリアナ諸島南部、ミクロネシア西部)とココス諸島(グアム南部)に再導入。
【2】飼育個体。2019.08.23米国グアム準州グアム動物園にて撮影。
【3】飼育個体。2019.08.23米国グアム準州グアム動物園にて撮影。
室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑」
※禁無断転載
2025/01/03作成