- 嘴に白い縁取りがあるキンクロハジロに似た淡水ガモ。
- ■形態
- 雄は頭部から頸が紫色光沢のある黒色で、頭頂のピークが後ろにあり、後頭部は急。背からの上面は黒く、次列風切は灰色。
嘴は先端が黒色部と他の鉛色部が白線で区切られ嘴基部にも白線がある。虹彩は黄色。胸は黒く、腹は白い。側胸に白く食い込む。脇は黒い細かい波模様があり灰色に見える。下尾筒は黒い。
雌は全身が暗褐色で、白いアイリングがあり、後方へ白線がある。嘴は鉛色で先端近くに白線がある。虹彩は褐色。
雄エクリプスは雌に似るが、虹彩は黄色。
- ■亜種
- 亜種はない。
- ■分布
- 北米北部で繁殖し、北米中南部、中米、プエルトルコ、キューバ、ジャマイカで越冬。
日本では迷鳥として、北海道、福島県、東京都、神奈川県、和歌山県、高知県等で記録がある。
- ■福岡での事例
- 福岡での観察例はない。
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