ハト目
COLUMBIFORMES
ハト科
Columbidae
ミカドバト属
Ducula (Hodgson, 1836)

パプアソデグロバト(パプア袖黒鳩)
Ducula spilorrhoa (Gray, GR, 1858)  Torresian Imperial Pigeon
L38〜44p、W45cm
森林、マングローブ林、疎林
【1】2001.10.21豪州アサートンにて撮影。
嘴が黄色く下尾筒に縞があるソデグロバト類。
■形態
雌雄同色。頭部からの上尾筒まで白く、風切と尾羽の先端部が黒い。下面も白く、下腹から下尾筒には黒い縞がある。嘴は黄色く、虹彩も黒い。脚は灰色。
■鳴き声
「ウッ、ウゥー」等と鳴く。
■採餌
殆ど果実のみを採餌する。
■繁殖
8月から1月にかけて繁殖。雌が沖合の島の林の木に乱雑な枝の巣を作る。通常1個産卵する。卵は43×30mmで白色。抱卵日数は26-28日で、巣立ちはそれから約3週間。
■亜種
亜種はない。
■分布
ニューギニアから北オーストラリアに分布。
■福岡での事例
記録はない。

【2】2001.10.21豪州アサートンにて撮影。

【3】2001.10.23豪州ケアンズ、フレッカー植物園にて撮影。
室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑」
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2020/03/15作成