ハト目
COLUMBIFORMES
ハト科
Columbidae
チョウショウバト属
Geopelia (Swainson, 1837)
オーストラリアチョウショウバト(濠太剌利長嘯鳩)
Geopelia placida
Gould, 1844 Peaceful Dove
L19~21cm
平地の草原、農耕地、林、公園
【1】2001.10.20豪州ケアンズにて撮影。
黒い縞模様のある小型のハト類。
■形態
雌雄同色。
頭部は青味を帯びた灰褐色で、目の周囲は青灰色の皮膚が裸出し、灰黒色の嘴まで続く。アイリングも青灰色で、虹彩も清白色。頸から上胸には黒い横縞があり、背と翼上面は黒褐色の羽縁がある灰褐色。尾羽は長い。黒褐色。下胸からの下面は桃色味を帯びた灰褐色。脚は暗赤色。
幼鳥は全体が淡色で、縞が少なく、アイリングが鈊色。
■鳴き声
「コーコーコーッ《等と高い調子で鳴く。
■行動
非繁殖期には群れで行動する。
■亜種
亜種はない。
■分類問題
従来はスンダチョウショウバト(
Geopelia maugeus
)と共にチョウショウバト(
Geopelia striata
)の1亜種とされていたが、現在は3種とも独立種とされる。
■分布
オーストラリアからニューギニアにかけて分布する。
【2】2001.10.20豪州ケアンズにて撮影。
【3】2001.10.20豪州ケアンズにて撮影。
室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑《
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2023/07/03作成