エボシドリ目
MUSOPHAGIFORMES
エボシドリ科
Musophagidae
ムラサキエボシドリ属
Musophaga (Isert, 1788)
ニシムラサキエボシドリ(西紫烏帽子鳥)
Musophaga violacea
Isert, 1788 Violet Turaco
L40〜50cm
サバンナ、湿地、森林、森林
【1】飼育個体。2012.12.09福岡県北九州市、到津の森公園にて撮影。
額が黄色い、赤き冠羽が短い紫色のエボシドリ。
■形態
雌雄同色。額から後頸は深紅色の短い冠羽があり、顔から下は紫色光沢のある黒色で、初列風切と外側次列風切だけが赤く、先端が黒い。尾羽は長い。翼は初列風切と外側次列風切が赤く、先端が黒い。赤い嘴は大きく額部分まであり、その部分は黄色。目の周囲は赤く皮膚が裸出し、目の下から頬に白い線がある。虹彩は黒く、脚も黒い。
■行動
10羽程の群で移動する。
■採餌
主に果物を採餌するが、葉、芽の植物の他に昆虫やカタツムリ等も捕食する。
■繁殖
通常2個産卵する。
■亜種
亜種はない。
■分布
西アフリカのセネガル及びガンビアからナイジェリア、チャド及び中央アフリカ共和国に分布。
【2】飼育個体。2012.12.09福岡県北九州市、到津の森公園にて撮影。
【3】風切は赤い。飼育個体。2012.12.09福岡県北九州市、到津の森公園にて撮影。
室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑」
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2019/12/10作成