エボシドリ目
MUSOPHAGIFORMES
エボシドリ科
Musophagidae
エボシドリ属
Tauraco (Kluk, 1779)
ギニアエボシドリ(幾内亜烏帽子鳥)
Tauraco persa
(Linnaeus, 1758) Guinea Turaco
L40〜43cm
密林
【1】亜種
T.p.buffoni
と思われる。飼育個体。2019.10.09久留米市鳥類センターにて撮影。
全体的に美しい光沢があり、頭の羽は烏帽子をかぶったような形状をしている。
■形態
頭部から胸は黄緑色で長い冠羽が扇のように立っている。背から尾羽は濃い黒褐色で、風切は紅色。尾羽も青紫。腹から下は緑褐色。嘴は短く赤紫色。目の周りは赤橙色の皮膚が裸出していて、目の上から嘴迄と目の下から嘴迄の二本の白線がある。
亜種
T.p.buffoni
は目の下の白線が黒線で、背からの上面は青紫。
■採餌
果物や花、芽を捕食する。
■繁殖
木の枝で樹上に平たい巣を作り繁殖する。通常2個産卵し、雌雄共に抱卵し、抱卵日数約21〜23日。雛は晩成性で、羽毛が生えそろうには約6週間ほどかかる。
■亜種
3亜種あり、セネガル、ガンビアからリベリアに分布する亜種
T.p.buffoni
、コートジボアールからカメルーンに分布する亜種
T.p.persa
、カメルーン北部からアンゴラ北部、コンゴ民主共和国北西部に分布する亜種
T.p.zenkeri
、
■分布
アフリカ大陸西部、セネガルからコンゴ民主共和国にかけて分布すしている。
【2】亜種
T.p.buffoni
と思われる。飼育個体。2019.10.09久留米市鳥類センターにて撮影。
【3】亜種
T.p.buffoni
と思われる。飼育個体。2019.10.09久留米市鳥類センターにて撮影。
室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑」
※禁無断転載
2019/10/09作成