ダチョウ目
STRUTHIONIFORMES
ダチョウ科
Struthionidae
ダチョウ属
Struthio (Linnaeus, 1758)
ダチョウ(駝鳥)
Struthio camelus
Linnaeus, 1758 Common Ostrich
L㎝
サバンナや砂漠、低木林
【1】雄。飼育個体。2004.03.29鹿児島県鹿児島市、平川動物園にて撮影。
飛べない巨大な鳥。
■形態
雄は全体が白く、下頸ら胴体部分の羽は黒色。翼や尾羽は白い。
雌は雄の黒色部分が灰褐色。
■亜種
4亜種ある。
シリアおよびアラビア砂漠で繁殖する亜種
S.c.syriacus
【絶滅】、 モロッコ南部およびモーリタニアからエジプト南部およびエチオピア北、西部、その南部からカメルーンおよびウガンダ北部で繁殖する亜種
S.c.camelus
、 ケニア南部およびタンザニア中央部で繁殖する亜種
S.c.massaicus
、 アフリカ南部で繁殖する亜種
S.c.australis
。
■分布
かつてアフリカ全域およびアラビア半島に生息していたが、1966年頃に中東の亜種S. c syriacusが絶滅し、現在ではアフリカ中部と南部に生息。
オーストラリア、スワジランドに移入されている。
【2】雄。飼育個体。2019.10.04福岡県福岡市、福岡市動物園にて撮影。
【3】趾は2本。飼育個体。2019.10.04福岡県福岡市、福岡市動物園にて撮影。
【4】雌。飼育個体。2004.03.29鹿児島県鹿児島市、平川動物園にて撮影。
【5】雄。抱卵。飼育個体。2004.03.29鹿児島県鹿児島市、平川動物園にて撮影。
室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑《
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2020/07/12作成