- 真っ黒な体に大きな白斑がある海鳥。
- ■形態
- 雌雄同色。
繁殖羽は全身黒く、翼上面、小、中、大雨覆などが白く、大きな白斑となる。
嘴は黒く、虹彩も黒い。脚は赤い。翼下面も翼前縁や風切先端以外は広く白斑となる。
非繁殖期は翼以外の黒い部分が白くなる。
- ■亜種
- 5亜種ある。
グリーンランド西、東部、ジャン・マエン(アイスランドの北東方)、スヴァールバル(ノルウエーの北方)、シベリア北部およびアラスカ北部、カナダ北東部からラブラドール北部で繁殖する亜種C.g.mandtii、
グリーンランド南部、英国諸島北西部、スカンジナビア南部および白海(ロシア北西部)、ラブラドール南部およびニューファンドランド(カナダ南東部)およびMaineの湾で繁殖する亜種C.g.arcticus、
アイスランド沿岸で繁殖する亜種C.g.islandicus、
Faroe諸島で繁殖する亜種C.g.faeroeensis、
バルチック海沿岸で繁殖する亜種C.g.grylle。
- ■分布
- アラスカ北部からカナダ北部、グリーンランド、アイスランド、スカンジナビア、シベリア東部で繁殖分布する。
日本では2012年6月北海道知床半島で繁殖羽の記録があるのみ。
- ■福岡での事例
- 福岡では記録がない。
|