チドリ目
CHARADRIIFORMES
トウゾクカモメ科
Stercorariidae
トウゾクカモメ属
Stercorarius (Brisson, 1760)
シロハラトウゾクカモメ(白腹盗賊鴎)
Stercorarius longicaudus
Vieillot, 1819 Long-tailed Jaeger
48〜53cm
海上
【1】2024.04.16東シナ海海上にて撮影。
腹の白い尾羽の長いトウゾクカモメ類
■形態
雌雄同色。 額から頭部は黒く、後頸は白い。背からの上面は黒褐色で、上雨覆は灰褐色、初列風切外側2〜3本の羽軸が白い。中央尾羽は細く非常に長い。
嘴は黒く短く、頬からの下面は白く、脇、下腹、下尾筒は灰褐色。
翼下面には淡色部はない。
■吊前の由来
腹が白いトウゾクカモメ類の意か。英吊は尾羽の長いトウゾクカモメ類の意か。
■亜種
2亜種ある。 スカンジナビア北部(スバルバル、ノルウエー北部を含む)およびロシア北部、東部からレナ川(シベリア東中央部)で繁殖する亜種
S.l.longicaudus
、 レナ川(シベリア東中央部)からシベリア北東部およびカムチャッカ、アラスカ西、南部、を経てカナダからEllesmereおよびバフイン諸島(カナダ北東部)およびグリーンランド南東部で繁殖する亜種シロハラトウゾクカモメ(
S.l.pallescens
)。
【2】2024.04.16東シナ海海上にて撮影。
【3】2024.04.16東シナ海海上にて撮影。
室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑《
※禁無断転載
2024/04/17作成