- 嘴の赤い、奇麗な大型のカワセミ類。
- ■形態
- 雌雄同色。
額から後頭までの顔は褐色で下頬から頸はオレンジ色。背から尾羽の上面は青く、初列風切先端は黒い。長く太い嘴は赤く、先端は黒みを帯びる。アイリングは赤く虹彩は黒い。喉からの下面はオレンジ色。翼下面は淡色。脚は赤い。
- ■備考
- 鸛嘴とはシュバシコウの赤い嘴の事か?
- ■亜種
- 13亜種ある。
インドを通ってネパールからスリランカで繁殖する亜種P.c.capensis、
アンダマン諸島で繁殖する亜種P.c.osmastoni、
ニコバル諸島で繁殖する亜種P.c.intermedia、
ミャンマーからインドシナおよびマレー半島北部から南部で繁殖する亜種P.c.burmanica、
マレー半島中央、南部、リアウおよびリンガ諸島(スマトラ島中部の東)で繁殖する亜種P.c.malaccensis、
スマトラ島、バンカ島、ブリトゥン島(スマトラ島南部の東方)で繁殖する亜種P.c.cyanopteryx、
シムルエ島およびバビ島(スマトラ北部の西方で繁殖する亜種P.c.simalurensis、
バニャック島、ニアス島、バトゥ島およびメンタワイ島 (スマトラ北、中央部の西方)で繁殖する亜種P.c.sodalis、
ボルネオで繁殖する亜種P.c.innominata、
ジャワで繁殖する亜種P.c.javana、
バリおよびロンボク島からフローレス島およびパンタール島(小スンダ列島西、中央部)で繁殖する亜種P.c.floresiana、
ミンドロ島およびパラワン諸島 (フィリピン北西、南西部)で繁殖する亜種P.c.gouldi、
フィリピン(パラワン諸島およびミンドロ島を除く)で繁殖する亜種P.c.gigantea。
- ■分布
- ネパールからインド、スリランカ、アンダマンおよびニコバル諸島からマレーシア、インドネシア、フィリピンで繁殖する。
|