野 鳥 ニ ュ ー ス
Vol.18 No.31
2018年09月09日
発行:室見川の野鳥

 秋雨前線停滞中!!
 シギチ渡っています!!

マリナタウン人工海浜のミユビシギ冬羽に換羽中の個体。
颱風21号による関空などの被害が報道されたかと思ったら、北海道の地震。次々と災害が日本を襲います。そして大坂なおみが全米オープン優勝して、秋雨前線です。
 
室見川左岸人工海浜は人工島の湿地のない現在、シギとの渡り時の採餌場所、休息地地として悪くないと思っています。現在も西側の西福岡マリーナの桟橋や東側内陸の愛宕の護岸が休息場所になっています。しかし現実としては人工海浜は釣りにマリンスポーツ、ランニング、散歩と人の数が多すぎて落ち着きがないのでしょう、シロチドリも越冬しなくなったし、すぐ横のマリーナでひがな休むハマシギ、ミユビシギの越冬群も最近採餌する姿を見かけません。
この人工海浜でヘラシギを見つけるのが夢なのですが…。で、今週は雨で若干人出が減ったのでしょうか、ここでは初見のキョウジョシギを含め多くのシギが見られました。土曜日はトウネンが41羽もいたし、ミユビも3羽いたので、これはヘラシギが混じっているのではないか…。甘かったです、傘を差してもずぶ濡れでした。
今津から前原の方迄多くのシギチが見られました。コオバシギやサルハマシギ幼羽などは久しぶりでした。
マリナタウン人工海浜のハマシギ。2014年以降にロシアカムチャッカ半島で標識調査された個体。
マリナタウン人工海浜で初めて見たキョウジョシギ。2羽見られました。