野 鳥 ニ ュ ー ス
Vol.18 No.30
2018年09月02日
発行:室見川の野鳥

 9月の風が吹いています!!
 シギチ渡っています!!

マリナタウン人工海浜のトウネン幼羽。人気にキアシシギ幼羽、ソリハシシギと3羽で飛び回ってました。
アジア大会が終わり、サンマが豊漁で、夜は秋の虫の鳴き声がします。エアコンを切って休むことができるようになりました。渡りの9月本番です。
 
夕立が降ったりするので、水の溜まった苅田や休耕田で、シギチ探しが楽しい時期です。
シギチドリは繁殖の終えた成長が先に渡り、あとからその年生まれの幼羽個体が渡ってくることが多いようです。
室見川愛宕に来るキアシシギは、福岡に於いては渡りの時期の早いシギですが、成鳥が7月20日頃に渡ってきて、9月上旬に抜けます。今年も既にピーク時から数が減っています。今週は人工海浜で幼羽個体を1羽見ましたが、室見川愛宕では幼羽個体は9月中少数が滞在します。何故か愛宕では成幼の混在は見たことがありませんし、成鳥の数に比べ幼鳥の通過数が少なすぎると思います。渡りのルートが違うのですかね?
西福岡マリーナのミユビシギは明らかに後から幼羽個体が混じってきます。まあ、ミユビは福岡で越冬するからですかね。
西福岡マリーナのミユビシギ。幼羽個体も交じりだし、90羽を超えています。
マリナタウン人工海浜で初めて見たクロサギ。能古島側から飛んできて、こちらを嫌ってすぐに海の中道側へ飛んでいきました。白い砂浜の黒い姿は目立ちすぎますね。