野 鳥 ニ ュ ー ス

Vol.18 No.13
2018年03月31日
発行:室見川の野鳥



 桜満開の一週間でした!!
 渡り鳥の羽音が…!!
小呂島ではサシバも渡っていました。朝鮮半島からの南下なのでしょう。
桜は咲いたけれど雨雨雨の寒い日々が続いて、なんと箱根や東京では雪。暗い春分の日が明けたら、うん、春です。気持ちのいい春です。
 
暖かい天気が続いてミヤマホオジロやシロハラがさえずったり、モズがぐぜっていたり、ジョウビタキが溜まっていたり、ツバメの鳴き声が響いたり。日々日々鳥の様相が変わっていきます。そう思っていたら、ジョウビタキの姿がなくなり、ツグミのシロハラも姿が少なくなりました。
ヤツガシラに逢いに島へ行きましたが、外してしまって、小鳥のいない静かな春の島を見てきました。なにせミヤマホオジロ♀1羽、ホウジロハクセキレイ1羽でしたから。それでもハイタカが、どうにかいたメジロやヒヨドリの群に突っ込む姿や、カラスから追われるサシバに出会うことができました。このサシバは中国大陸を北上したのち、朝鮮半島を南下して九州に入ってくる個体なのでしょうね。
海上ではオオハムの群れ、オオミズナギドリの群れが見られました。それからアオサギの小群が渡っているのを見て、以前九州ではアオサギが冬鳥だったことを思い出しました。
オオミズナギドリの群が今回も海上で見られました。
 
海上のオオハムにも背に白い斑が出始めていました。夏羽へ換羽が始まっていました。