野 鳥 ニ ュ ー ス
寒波到来!
やっとツグミに会えました!
Vol.11 No.43
2011年12月18日発行
発行:室見川の野鳥

 
トモエガモの雌雄。

全国的に寒波到来です。寒いのは嫌いですが、これだけ冬鳥がいないので、寒波で北から渡ってきて欲しいと思います。
 
福岡では寒波襲来となると、朝鮮半島からオナガガモとトモエガモが今津にどっとやって来ると言うイメージがありますが、やはり今週は姿を見せてくれました。今津河口干潟に100羽以上にトモエの群れ。人工島では100羽以上になっていたツクシガモも今津に姿を見せています。
トモエガモと言うとオシドリ同様警戒心が強くてなかなか近くで撮らせてくれないカモのイメージがあります。逆に以前長崎バイオパークに入ったトモエガモはデジスコ出来ないくらい近すぎたことがありましたが…。まあ、じっくり見るならばそこそこの近さが良いですね。今回は河口干潟だけではなく周辺の溜め池でも見られましたから、まあまあの距離でした。まあ、後は天候だけでした。
博多湾ではホオジロガモも今年は少し多く見られるようです。これもなかなか近くで撮らせてくれないカモです。近い時殆ど曇りか逆光。それで♂頭部の金属光沢の緑色がなかなかカメラには納められません。
 
 
それにしてもツグミを探していました。大濠公園、西公園、小戸公園と何処でも見つけることが出来なかったのですが、土曜日に志登神社で見ることが出来ました。昨年は11月中旬には畑にどどどって降りていたんですけどね。今回見たのも高木の上で、鳴き声も出さずに静かにしていました。兎に角木の実が沢山残っています。街路樹のクロガネモチの赤い実が、緑の葉に映えてクリスマスシーズンにぴったりの風景を作っています。この分だと越冬する為の餌には困らないシーズンになるようです。だから、どどどって冬小鳥が渡ってこないかな〜!

志登神社でやっとツグミ3羽見ることが出来ました。

志賀の島ではヒメウも近かったです。

ホオジロガモは結構多く入っているようです。