野 鳥 ニ ュ ー ス
Vol.11 No.41
2011年12月04日発行
発行:室見川の野鳥

12月になりました!
福岡県レッドデータブック改定!
佐賀空港のホシムクドリ。

12月になってしまいました。早いですねえ。未だにツグミ見ていません。山へ行ってもメジロにあいません。う〜んどうしたものでしょう?
 
福岡県のレッドデータブックが10年振りに改定になりました。今回は植物群落、植物、哺乳類、鳥類が刊行されたのですが、今回の鳥類に関しては前回の定性的な判断から定量的な判断に変わっていて、リストも大きく変動しています。新たに、コルリ、ミコアイサ、ミヤコドリ、ツミなど40種種増え、マガン、ミサゴ、ハイタカ等13種が除外となっています。従来ヒメクロウミツバメ、カラフトアオアシシギ、カンムリウミスズメの3種しかなかった最高ランク(絶滅種は除く)の絶滅危惧IA類に、ヘラシギ、チュウヒ、コノハズク、ブッポウソウ、ウチヤマセンニュウ、ヨシゴイ、サンショウクイ、コマドリがランクアップしリュウキュウコノハズクがランク外から指定されました。
確かに今津を見ていても、10年程前迄はヨシゴイは蓮田の上を飛ぶ姿等が見られるものでしたが、もう何年見ていないでしょうか。最近渡りの時期しか見ないコシアカツバメも準絶滅種にランクイン。
レッドデータブックは1200円、普及版のハンドブックは800円で販売されるようです。興味ある方はどうぞ。
 
室見川周辺の山や公園を何ケ所か廻りましたがツグミを見つける事が出来ませんでした。小鳥類も多くないので寂しい限りです。ただ紅葉は本当に綺麗ですね。紅葉撮りのカメラマンに多く出会いましたが、鳥が良い所に止まれば紅葉と野鳥撮りたいのですが…上手くいきませんね。
 
佐賀空港のところで田圃で餌採りするズグロカモメの群れを見て吃驚。知らない事がいっぱいあるんですねえ〜!

10年振りに改定になった福岡県レッドデータブック。

農耕地でタゲリ、ホシムクドリとともに餌を捕るズグロカモメ。

マミジロタヒバリはやっぱり爪が長いですね。