野 鳥 ニ ュ ー ス
Vol.11 No.30
2011年09月19日発行
発行:室見川の野鳥

またまたノロノロ颱風ですね!
タカの渡りはどうなるの?
久々のヘラシギを堪能しました。

颱風が立て続けに来ますね。近づいてもいないのに雨。天気の急変に驚いてばかりです。300mmの単焦点レンズを手に入れました。1.7テレコンで500mmAF撮影が出来、なんと便利なこと!
 
最近デジスコはCoolPix P300をメインにして、P6000をサブにしていますが、一眼はD90にこの300F4と1.7テレコン付きがメインになりました。35mm換算750mmが手軽に使用出来るので、かなり撮影が楽になりました。左下のアカアシシギは最初デジスコしていたのですが、動き回ってばかりでなかなかピントが合わなかったのですが、近づいてきたので一眼に切り替えたらなんと楽なこと。現在非常に気に入っています。
 
今週は仕事続きでゆっくり鳥見は出来なかったのですが、シギチは一段落でしょうか。今津ではツルシギ、オジロトウネンにまだ出会えていません。有明の方ではカラフトアオアシが出ていたようですが、見に行けませんでした。しかし、ショウドウツバメが渡っているのに、ノビタキをまだ見ていません。アカアシシギの幼羽も今週は良く見ました。同じ北海道で繁殖しているのに何でなんでしょうね。私がたまたま見ていないだけなんですかね?
 
下のトウネン個体で悩ましくなっています。気のせいだと思うのですが、翼が尾端より出ていますし、脚が細長く見えます。ヨーロッパトウネン的な傾向です。しかし、雨覆や三列風切は摩耗褪色していますが、軸斑が黒くべったりしたものでないと言うことはわかり、嘴は基部が太く、細くないのでトウネン的です。頭部や目先、耳羽が結構赤くヒメハマシギとかヒレアシトウネン的です。そして一番吃驚したので、掲示板にアップしましたが、ヒバリシギのような警戒姿勢をしていたと言うことです。今までトウネンがあんな試製するのを見た記憶がありません。ただ私の記憶力の問題かも知れませんが…。と言うように、いろいろ考えてしまい、頭の体操には良い個体です。ヒレアシトウネンを羽衣だけで同定は出来ないのでしょうが、もう少し悩んでみたい個体です。
 
ちなみに今回のニュースの写真は、ヘラシギがP6000でのデジスコ。ユリカモメがP300でのデジスコ。あとはD90一眼に300F4と1.7テレコンです。

ユリカモメが室見川まで入ってきました。

ショウドウツバメが渡っています。

アカアシシギ幼羽も渡っています。

とても気になるトウネン。