野 鳥 ニ ュ ー ス
Vol.11 No19
2011年05月22日発行
発行:室見川の野鳥

阿蘇の夏鳥見て来ました!
春の渡りは終わりでしょうか?
今年もコジュリン♂が近接で3個体見られました。

週中に阿蘇の方を通る機会があったので、少し鳥見をして来ました。渇水の影響でカラカラのダムがあったり、田植が遅れていたりしているようでした。
 
福岡市内では先週とこの週末に雨が降って、それなりに潤っているのですが、結構降っていない所があるようです。30年前の福岡大渇水の時を思い出します。降りそうだけど降らない日が続いたり、降っても水瓶となるダムのところには降らないといった事が続きました。福岡砂漠と呼ばれ、入ったばかりの大学は休講、天神等の商業施設のトイレは半分しか使用できず、ホテルは風呂無しシャワーだけといった日々でした。そうならなければ良いのですが…。
 
阿蘇の高原には昨年もほぼ同時期に行ったのですが、今年もコジュリンに巡り合えました。すぐに「ピッチリリリピッチュ」と草の茎に止まってさえずっている姿を発見。すぐ近くにあと2個体オスを発見。ヒバリ、ホオアカ、ホオジロもさえずっています。あれ?道路脇で一番煩く鳴くコヨシキリの声がしません。カッコウやホトトギスの声もなく、やはり今年は渡りが遅いのだなと思いました。コヨシキリは帰り際にやっと発見。なかなか、さえずってくれませんでした。
 
二日後夕方に再度阿蘇を通ったのですが、この時はカッコウも、ホトトギスも鳴いていました。また、空にはノスリも舞っていました。今年も繁殖しているのでしょう。今回はオオジシギを見なかったので、またゆっくり鳥見に行ってみたい所です。

カッコウはなかなか撮らせてくれません。

高原は何処もホオアカが多いです。

今年のコヨシキリはおとなしめでした。来たばかりなんでしょうか?