野 鳥 ニ ュ ー ス
Vol.11 No09
2011年02月27日発行
発行:室見川の野鳥

春の暖かさなんでしょうか!
ジジシャツとはオサラバかな!
もしかしたら今年福岡に2個体!?のメジロガモ。

一週間鳥見三昧の予定だったのですが、そうは上手くいきませんね。仕事で行った鹿児島の方では気温が20度を超えて、歩いていると暑くて暑くて…。菜の花に梅の花が綺麗でした。
 
毎年この時期になると、過ぎ去った冬のあの時期、この時期にあれをしておけば良かったと思うものです。毎年思うのがカモのエクリプスの写真撮り。普通種ほどいつも見るからと後回しになって、結局撮らないままになってしまいます。来期こそはスケジュール立ててちゃんとするぞと、心には誓うのですが…。なかなか思うようにはいかないものですね。
 
しかし今週は良い天気が続きましたね。メジロガモを撮った月曜日は、まだ天気が良くても風が冷たくて、じっと待っていたら体がかじかんでいたのですが、週末は軽装でじゅうぶんです。駆け足で春に近づいているのでしょうか?早すぎるのもちょっと困りますが…。
 
室見川の早春の風物詩といえばシロウオ漁ですが、私にとってオジロトウネンです。しかし今のところまだ姿を見つけられていません。それどころか、イカルチドリも早々とペアで小田部小横に姿を見せていたのですが、水量が減って中州が広がりすぎたせいか、ここのところ鳥の姿が減っています。イカルチドリも土曜日には見つかりませんでした。工事や堰の開閉に左右される中州ですから、仕方がないのですかね。
 
オオハム類を見に志賀島へ行きました。話には聞いていたのですが、結局シロエリオオハムは1羽も見られずじまいで、オオハム2羽のみ観察出来ました。遠くに群れがないかと見渡しましたがシノリガモの群れを見つけただけで、波が高かったので、クロガモやビロードキンクロなども見つかりませんでした。

緑色に光る頭が撮りたいのですが…いつも遠いホオジロガモ。

ミユビシギとシロチドリの小群が砂浜で風除けしていました。

オオハム2羽が海の中道の砂浜近くで採餌中でした。波が高くてジェットコースターのように上がり下がりしていました。