野 鳥 ニ ュ ー ス

Vol.10 No34
2010年09月5日発行
発行:室見川の野鳥

久し振りのサルハマ幼でした!
少しずつシギチが増えています!

赤味の強いサルハマシギ幼羽。

オジロトウネン幼羽。可愛い声で鳴いて飛びます。

今日は京都で観測史上最高の9月の最高気温が出たとか。福岡もそれなりに暑かったです。それでも福岡ではこのところ夕立ちが3日に1回くらいの割り合いで降ります。朝も日の出は遅くなったし、日没も早くなって、あれもう暗いなあ〜!って感じです。9月なんですねえ!
 
今週も今津をちょこちょこと。室見川も廻ってみましたが、キアシシギはいないし、マリナシティの西福岡ヨットハーバー(寛平ちゃんが中国からヨットで上陸するらしい)のハマシギ、ミユビシギもまだです。
中流域迄登りましたが、シギチは皆無。ウミネコだけが1,000近くいるようです。
周辺の公園を廻っても寂しいばかり。トケンもコサメビタキもまだ平野部には降りて来ていないようでした。

その点今津はまだシギチがいてくれるので楽しいですね。
アオアシシギは白っぽい冬羽に換羽して来ていて、ぽつぽつと幼羽個体が見られます。ソリハシシギは幼羽が良く分らないのですが、そこそこの数いるし、キアシシギも成鳥がチラホラ。タカブシギは流石に幼羽だらけになっていますし、トウネンも今いるのは幼羽です。渡りが順調に進んでいるのでしょう。
先週来オバシギ幼羽4羽、セイタカシギ幼羽がいましたが、今週はサルハマシギの幼羽に遭遇。実はサルハマの幼羽を見るのはこれで2度目。以前も今津でしたが、今回は2羽いたとか。オジロトウネンも幼羽2個体を確認できました。何故か見ていないのですがオグロシギ幼羽もいるようです。そうそう、やっとのことでヒバリシギ幼羽を撮る事が出来ました。1ヶ月まったく撮らせてもらえていませんでした。
それから、ケリ。これも今津周辺では何故かなかなか見られませんね。

やっと今秋のヒバリシギが撮れました。

今津でケリは久し振り。

今津ではジシギ探しをメインでやっているのですが、もうタシギだらけ。今年もハリオ見つけられないまま終わるんでしょうかね。来週にかけてみます。
 
それにしても色々と溜っています。香港旅行記の書きかけを引っ張り出して、続きを書き出しました。フィールドノートも溜まっています。ジシギの識別に関しても7年間終わっていません。困ったもものです。それなのに次の海外探鳥の準備を始めているとは…。台湾(金門島)、香港、はたまたケアンズ。何処にも行きたい、鳥見たい!マイレージは足りそうなのですが、あとは現地での経費です。また貧乏旅行に挑戦です。

オバシギとタカブシギ。本当はこの右側にセイタカシギがいたんですが、サイズが違いすぎて絵になりませんでした。