野 鳥 ニ ュ ー ス
Vol.10 No.06

2010年02月07日発行

発行:室見川の野鳥

無惨やな スワロの脚の 離れたる
ということでデジスコピンチ!

ひっそり、こっそり餌採っていたヒクイナ。

雨の中アメリカコガモ初めて見ました。(これが最後のデジスコでした)

サバクヒタキの♀も初めてでした。

室見川にハジロコチドリがやって来ました。

とうとう恐れていた事が起こりました!デジカメ、雲台、と最近故障が続いていましたが、ついにスコープが!
 
その日の朝、仕事で車から歩いて観察ポイントに向かう途中の事だった。小さな橋を渡り終えたとたん、ゴロリと地面に落ちたものが…。なに、それ、うそ〜!とちょっと前に流行ったようなフレーズが口から出ました。三脚につけていた、スワロのスコープが地面に落ちているではありませんか。ネジが弛んでいたのかなと一瞬思いましたが、地面に落ちているスコープには無惨に脚の部分がありません。絶句です。
 
慌てて三脚を地面に据えて、拾い上げたスコープを載せようとしましたが、胴周囲のリング状の部分をつけた状態で折れており、外側のラバーの奥から折れている事が判明しました。
何回も三脚ごと風で倒されたりしましたし、三脚つけたまま、スコープの方を持って運ぶ等、考えてみれば過酷な使用方法だった訳で、壊れても仕方ないかなとも思います。
 
思えばこのスワロも2003年にそれまで使っていたライカの前玉が傷付いた為にドイツ送りとなり、急遽購入したものでした。
ライカが実動2年で、このスワロが満7年を超えていました。気持ちでは、まだまだ5年くらいかなと言う感じでしたが。
このスコープも九州山口以外に、沖縄、八重山諸島、奄美大島、徳之島、出雲、岡山、愛媛、和歌山、東京、北海道、プーケット、台湾といろんな所を旅をしました。
 
私にとって安いものではないですが、ほぼ毎日使っていますから、一日あたり100円未満の出費でした。修理に出すかどうかは、まだ未定ですが、ありがとうスワロ君でした。修理に出すとオーストリア送りです。ついでに私もオーストリアに送って欲しいですね。修理の終えたスコープでオーストリアデジスコの旅って良いとは思いませんか?ザッハトルテも食べたいし…。
 
ということで、明晩には新型スコープの到着です。
なんと、それは!!
Swrovski ATM65HD!!
って、同じものジャンと思った方もいらっしゃるかと思いますが、壊れたのはATS65HDで、これは新型です。SからMへの型番変更です。でじすこ屋の近店長が「まったく別物でっせ」と大坂弁では言いませんでしたが、かなり見え味が良くなっているのだとか。多分攻撃的ではなく、打たれ強いのでは?
 
室見川にハジロコチドリが1羽確認できました。
イカルチドリも2羽のペアで確認できています。春の予感です。
外環室見橋から新室見橋までの間は、中州等の堆積物をかなり取って、景観や流れが全然違って来ています。小田部小横は礫の中州になっているので、もしかしたら今年はコアジサシが来ないかなと考えているのですが…。そうなったら、ウハウハですね!

どば〜っと翼を広げたナベコウ幼鳥。