野 鳥 ニ ュ ー ス
Vol.9 No.40

2009年10月04日発行

発行:室見川の野鳥

佐賀へ行って来ました!
またまたバッテリー上がりで…。

唯一の救いのムラサキサギ。第1回冬羽かな?

大授で見たムナグロ擦れた夏羽個体。

室見川のキアシシギ幼羽。

良く雨が降りましたね。渡りのシーズンと言うのに、なかなか上手くいきません。それでも土曜日には久しぶりに佐賀の干拓へ…。
 
佐賀の干拓には今年初めてでした。なにかワクワクするようなものがいないかと期待に胸膨らませ蓮田を覗いていったのですが、クサシギ、タシギ、タカブシギ、アオアシシギといったところしか見当たりません。あとはポツンと1羽セイタカシギの幼羽がいたくらい。ツバメ類が電線に止まっていたので、ショウドウツバメかと思えば、只のツバメ。がっかりしていたら、カモ類大きな群れが干拓堤防近くを飛んでいます。ハヤブサが飛んでいたので、その影響だったのでしょうか。群れを追って堤防の方へ進んでいたら、蓮田ではなく、畑地がいたる所で雨で冠水していて、そこにシギチ発見。
トウネン、サルハマシギ幼羽、オオソリハシシギ幼羽、コアオアシシギ、ムナグロ幼羽の群れ等が見えます。しかし、完全な逆光で、近くありません。それでもゆっくり探そうとしていたら対向車が来て断念。で、別な場所へ移動。
アオアシがポツンと1羽だけいる蓮田。あとはタカブもいます。で、停車して一応写真を撮って、次へ行こうとしたら、えっ!なんで!のバッテリー上がり。がびぃ〜ん!1月に出雲のハクチョウの群れの前でバッテリーが上がって以来、今年4度目です。あの広い干拓地の中ですから、レスキューが来るにも時間がかかります。コールセンターにも電話はなかなか通じないは、レスキューもなかなか場所が分らずにウロウロするはで、すっかり当初の鳥見の意欲はなくなり、がっかり。
レスキューが来るまで蓮田の上を飛ぶギンヤンマを撮ろうとしていたら、褐色味の強い大型のサギが飛んでいくのが見えました。急いで2カット撮っただけでした。バッテリーさえちゃんとしていたら、追掛けて行けたのですが…。それでも久しぶりにムラサキサギを見る事が出来ました。
結局バッテリーを充電してもらって、そのまま帰る事にしました。途中大授にもよってみましたが、当然エンジンはかけたまま。既に潮が引いていて、シギチは遥か彼方でした。
トホホホ…。

タカブシギ冬羽。